SEIKO(セイコー) 　59's Laurel

1959年製、セイコー「ローレル」のご紹介です。

セイコーは創始者である服部金太郎氏が1877年に「服部時計修繕所」の設立から始まり、当初は中古時計の販売と修理をしながら、他の時計店に修理職人として通いつつ技術の向上に努め、4年後の1881年に「服部時計店」を創設します。

当初は、輸入時計の販売と修繕を行っていましたが、1892年に、今まで培ってきた技術を活かすべく、時計製造部門「精工舎」を立ち上げます。

掛け時計の製造からはじまり、国産初の懐中時計や腕時計の開発に成功するなど、日本の時計業界の礎を築き上げてきたセイコー。

今では「世界のセイコー」の称号を獲得するに至ります。

今回ご紹介するセイコー「ローレル」は1913年に誕生した国産初の腕時計「LAUREL」の名を受け継ぐモデルです。

文字盤はエイジングにより少しベージュかかった色味のホワイトダイヤルに、インデックスはアップライトタイプの飛びアラビアインデックス。
針には山形にカットの入ったドルフィン針が使用されています。
当時は棒状のバーインデックスが主流なので、飛びアラビアを持つ個体は珍しいです。

ケースは20ミクロン金メッキ素材を使用した、ラウンドケース。
ケースも文字盤と同じく、エイジングにより少し赤みがかったゴールドカラーへと色合いが変化しています。

このため、着用時の腕馴染みがとても良く、自然な色合いでゴールドケースをお楽しみいただけます。

ヴィンテージウォッチだからと、上品過ぎない、ほどよいカジュアル感が魅力的な「ローレル」です。

ムーブメントは11石仕様の手巻きタイプを搭載。

セイコーの名機の1つ「マーベル」のムーブメントをベースに改良しているので、高い精度と、安定した動作性があります。
衝撃に強い、耐震装置が搭載されているので、初めてヴィンテージウォッチを扱われる方でも安心してお使いいただけます。

サイズは縦：40,6mm、横：35,8mm、厚み：9,9mm、重さ：31g。

男性はもちろんのこと、小振りなサイズ感なので、女性でも問題なく着用していただけるサイズ感です。
また、軽く作られているので、長時間着用していても疲れにくいです。

コンディションは、ケースは使用に伴う若干の小傷などはありますが、目立つメッキの剥がれや凹みなどはありません。
文字盤は、4～5時位置にスポットが見られますが、視認性に問題はありません。
ムーブメントは問題なく動作しております。

当店で取り扱う時計は全て入荷時に専門の時計整備士により、内部点検を行い、本物であると断定した上で販売を行いますので安心してご利用いただけます。

時計ご購入の際に当店にて新品のレザーベルトを付けてお届けいたします。
ご注文選択タブよりご希望のカラーを選択してご注文下さいませ。
※時計純正ベルト、またメタルバンドの付いている製品には、レザーベルトは取り付けずスペアとして別でお送りします。
また発送時には時計用専用ケースもお送りいたします。

●アンティークウォッチご購入後のご案内、必ず内容をご確認下さい●

RESUMEではアンティークウォッチの販売に際し、ご注文頂いた段階ですぐにお渡しさせて頂くのではなく
専門の職人にオーバーホール(以下OH）を依頼し、OH完了後のお届けとさせて頂いています。(期間は約1～2か月程度)

時計修理技師1級の資格を持つ専門の職人により時計を完全分解、内部パッキン等の消耗パーツ交換、洗浄、注油といった
徹底したOH、日差±1分程度の状態まで整備させて頂きます。
またお届けの際にどのような作業でOHさせて頂いたのか、当店独自のOH証明書、並びに機械の分解
整備した際の写真も一緒にお送りさせて頂きます。

もちろん製品自体は中古品という特性上、絶対に壊れないという保障はありませんが、その時計の持つ本来の性能を楽しんで頂き
今後安心してお使い頂けるようにこのような対応とさせて頂いていますので、何卒ご了承くださいませ。

製品購入時は、モデルにより1年間の保障期間をご用意しています。期間が過ぎた製品でも有料とはなりますが
きちんと修理対応をお受けしています。お近くに修理店がない方も、お気軽にご相談下さい。