WAKMANN(ワックマン) 　50's WAKMANN

1950年代、「ワックマン」のご紹介です。

ワックマンはポルトガルのリスボンでブライトリングの正規販売店として活動をしていましたが、スイス製時計をアメリカへと広げるべく、1943年に渡米し「ワックマン・ウォッチ・カンパニー」を設立。

その後、ブライトリング社との共同出資により「ブライトリング・ウォッチ・コーポレーション・オブ・アメリカ」（ブライトリングUSA）を立ち上げ、47年にはニューヨーク株式市場へ上場するまでに成長しています。

その後、ワックマンは同社から自らの名を冠した「ワックマンブランド」の時計販売をスタートさせます。

発売当時はブライトリングとのWネームも存在しましたが、北米市場を意識したワックマンオリジナルデザインの時計を多数発表しています。

今回ご紹介する「ワックマン」は珍しいゴールドカラーのモデルです。

当時はアメリカ関税の関係で、ステンレス素材のほうが安価で作れたため、生産数の少ないゴールドカラーの時計は希少性があります。

文字盤は経年変化により、ヴィンテージ特有の淡いベージュに色合いが変化しており、その周囲をアラビアインデックスが囲い、針はドルフィン針の構成に。
秒針は6時位置にあるスモールセコンド方式となっています。

ケースは、当時のアメリカンウォッチ特有の曲線が目立つデザイン。
ベルトを取り付けるラグは、ストレートではなく、立体的な丸みを帯びています。

ケースデザインとエイジングした文字盤の雰囲気との相性がマッチしており、アメリカンヴィンテージウォッチらしい高級感を感じさせる雰囲気を纏っています。

ムーブメントは17石使用の手巻きモデル。
ロービート特有の「コチコチ」としたヴィンテージウォッチらしい音色を楽しむことができます。

サイズは縦：42,4mm、横：35,8mm、厚み：10,2mm、重さ23g。

50年代の時計としては珍しく大きめのサイズで作られています。
サイズ感と、シンプルな文字盤のおかげで非常に視認性に優れます。

クラシカルかつ、カジュアルなデザインなので、ジャケットなどフォーマルな服装はもちろん、デニムジャケットなどカジュアルな服装とも相性が良いです。

コンディションはケースに目立つ傷はありません。
文字盤はエイジングによるくすみはありますが、視認性に問題はなく、ヴィンテージらしい雰囲気を高めてくれています。
ムーブメントは問題なく動作しています。

当店で取り扱う時計は全て入荷時に専門の時計整備士により、内部点検を行い、本物であると断定した上で販売を行いますので安心してご利用いただけます。

時計ご購入の際に当店にて新品のレザーベルトを付けてお届けいたします。
ご注文選択タブよりご希望のカラーを選択してご注文下さいませ。
※時計純正ベルト、またメタルバンドの付いている製品には、レザーベルトは取り付けずスペアとして別でお送りします。
また発送時には時計用専用ケースもお送りいたします。

●アンティークウォッチご購入後のご案内、必ず内容をご確認下さい●

RESUMEではアンティークウォッチの販売に際し、ご注文頂いた段階ですぐにお渡しさせて頂くのではなく
専門の職人にオーバーホール(以下OH）を依頼し、OH完了後のお届けとさせて頂いています。(期間は約1～2か月程度)

時計修理技師1級の資格を持つ専門の職人により時計を完全分解、内部パッキン等の消耗パーツ交換、洗浄、注油といった
徹底したOH、日差±1分程度の状態まで整備させて頂きます。
またお届けの際にどのような作業でOHさせて頂いたのか、当店独自のOH証明書、並びに機械の分解
整備した際の写真も一緒にお送りさせて頂きます。

もちろん製品自体は中古品という特性上、絶対に壊れないという保障はありませんが、その時計の持つ本来の性能を楽しんで頂き
今後安心してお使い頂けるようにこのような対応とさせて頂いていますので、何卒ご了承くださいませ。

製品購入時は、モデルにより1年間の保障期間をご用意しています。期間が過ぎた製品でも有料とはなりますが
きちんと修理対応をお受けしています。お近くに修理店がない方も、お気軽にご相談下さい。